映画シーン『プラダを着た悪魔』的な友人関係① ~英語学習

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映画シーン『プラダを着た悪魔』的な友人関係① ~英語学習

映画『プラダを着た悪魔』で主人公アンドレアが、一流 ファッション雑誌『ランウェイ』の採用面接を受けたあとの、レストランでの友人同士での会話シーンです。

ちなみにアンドレアの彼氏のネイトが働いているレストランのようです。ネイトは白衣の調理服を着ています。

なお、映画『プラダを着た悪魔』 の概要、基本情報などはご興味があれば以下の記事をご参照ください。

00:10:13 ~ 0:11:17

Nate : Wait. You got a job at a fashion magazine?
Andrea : Uh, Uh-huh.
Nate : Well, what was it, a phone interview?

⇒  ネイト『待ってくれよ。君がファッション雑誌に就職したのかい?』
  アンドレア『ええ、そうよ』
   ネイト『ええと、それって、電話面接?』

アンドレアが、『ランウェイ』でミランダのアシスタントの職を得たことに対する恋人ネイトの驚きの反応から会話は始まっています。

get a job:仕事を得る、職に就く

就職をする、という表現は他には

find a job
get a position
start working

などと言ったりします。

phone interview:電話面接、電話による聞き取り

ファッションに興味のないアンドレアが 一流 ファッション雑誌『ランウェイ』 での職を得たことをからかったネイトの言葉です。

電話での面接なら、ダサい服着ていてもわかりませんものね。

なお、採用面接は

job interview:採用面接、就職の面接

です。

Andrea : Don’t be a jerk.

⇒  アンドレア『意地悪いわないでよ』

jerk:ばか、嫌な奴、無神経な奴

Don’t be a jerk で直訳するれば、「馬鹿にならないで」「嫌な奴にならないで」です。意味としては上記のような訳になります。

Doug : Miranda Priestly is famous for being unpredictable.
Andrea : Okay, Doug. How is it that you know who she is and I didn’t?
Doug : Ah, ah… I’m actually a girl

⇒  ダグ『ミランダ・プリーストリーは気まぐれで有名だから』
アンドレア『ちょっと、ダグ。どうしてあなたが彼女のこと知ってるのよ、私は知らなかったのに』
   ダグ『はは、実は僕、女なんだ』

famous for: … で有名である

unpredictable: 気まぐれ、予測できない

辞書の語義としては「予測できない」と載っていると思いますが、日常会話でこのセリフのように「気まぐれ」というニュアンスで使える表現です。

アンドレアが採用されたことは、ミランダの「気まぐれ」のせいだ、というわけで、先のネイトの phone interview と同様にダグもアンドレアをからかっているわけです。

How is it that … ? : … はいったいどういうことですか?

疑問詞の強調構文です。 「It is … that …」という構文を疑問形としたものがこのセリフです。
ダグがミランダを知っていることに対しての、アンドレアの驚きが表現されています。

Lily : That would explain so much.

⇒  リリー『なるほどね』

直訳すれば、「それはよく説明しているだろう」で、そこから「なるほど」とか「合点がいった」という意味になります。

That は前のセリフで、ダグが言っていた「実は、僕は女なんだ」を指しています。

また、would は仮定法です。条件 If what you said was true 「あなたが言っていることが本当ならば」、もしくはこのセリフの文脈で考えれば、If you were a girl 「あなた(ダグ)が女ならば」が省略されている(含意されている)と解釈できます。

また、仮定法ではなくそのままズバリ、納得だ! と表現するならば現在形で

That explains so much.

となります。

Doug : Look, seriously, Miranda Priestly is a huge deal. I bet a million girls would just kill for that job.
Andrea : Yeah, great. The thing is I’m not one of them

⇒  ダグ『でも、真面目な話、ミランダ・プリーストリーは超大物だよ。その仕事をしたい女の子はたくさんいる』
アンドレア 『そうなの、すごいわね。でも、私は違うけどね』

huge deal:大物、大事

deal の前に huge, big などがついて「大物」、「大事」という意味です。

It’s no big deal.
「大した事じゃないよ」

と言ったりもします。

I bet … : きっと … だ、… に違いない

直訳すれば「… に賭ける」で、100%というわけではありませんが、確信をもって言い切るときに使う表現です。 I think や I guess よりも高い確信をもった言い回しになります。

ミランダのアシスタントになることは、とても魅力的な事だと、友人のダグも自信をもって裏付けているわけです。

また、似た表現で You bet. というものもあります。これは You can bet money on that. 「あなたはそれにお金を賭けることができる」を略したもので、そこから「もちろん!」「どういたしまして」といった意味になります。

You bet.: もちろん!、どういたしまして

would kill for: … のためなら何でもする

この kill は自動詞で、直訳すれば「… のためなら人を殺してしまいかねない程だ」となります。現実に人にそうしてしまっては駄目ですから、仮定法で would もしくは could がこの表現ではセットで使われます。

The thing is … : そうではなくて(本当はこうだ)、実は、要するに、問題は

口語でよく使われる表現です。文脈によって上記のように色々な訳になるのですが、意味は単語通りに「その事についてはね、… なんです」ということです。逆接や、話の流れを変えたり、要約したいときに使う表現です。

このセリフでは、アンドレアが、「ミランダのアシスタントはたくさんの女の子が憧れるような仕事だ」という事については、私はそうじゃないのよ I’m not one of them という流れで、「the thing is → でもね、ただし、しかし」というニュアンスで逆接の表現になってます。

Lily : Well, look. You gotta start somewhere.

⇒  リリー『まあ、ほら。ともかく始めて見なきゃね』

You have to start somewhere : 千里の道も一歩から (ことわざ)

直訳すれば「どこかから始めなければならない」です。

”何事も達成するためには、ともかく何か始めなければならい”

という意味で用いられます。

この会話の場合は、アンドレアはジャーナリスト志望でファッション雑誌はちょっと畑違いでも、何かもしなければ始まらない、というわけですね。

セリフの gotta は have to と同じ意味です。have to のほうがフォーマルな表現です。

gotta = (have) got to = have to



Andrea : I would like to propose a toast. To jobs that pay the rent !

⇒ アンドレア『 乾杯しましょう。家賃を払う仕事に!』

ひとつ上のセリフのあたりから、リリー、ネイト、ダグについての仕事に軽くふれた後に、乾杯でこの会話シーンが締めくくられます。

I would like to propose a toast.:乾杯したいと思います

toast は「乾杯」、「乾杯する」と名詞としても動詞としても使うことができます。

名詞としては、このセリフの propose a toast のほかに

make a toast
have a toast
drink a toast

などなど、様々です。

jobs that pay the rent

「家賃を払う仕事」という意味です。

これは「女の子の憧れの仕事」だとダグ(あとエイミーもですね)から言われたけれど、自分は別に憧れてなんていない、ということをアンドレアは改めて言いたいわけですね。

以上です。

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